20世紀の経済発展はめまぐるしく、「大量生産/大量消費」の時代の一方、環境を汚染してきました。しかし、昨今では、その「大量生産/大量消費」を見直し、環境にやさしい「循環型社会」へ変えていこうという動きがあります。
この「4R」は、「循環型社会」を構築するための重要なキーワードとなっています。
このうち、前田産業は [Reuse] を担っています。
食べきれないほど、食品を買い、もったいないから無理をして食べる、 まだ使えるのに、リサイクルに出す、これは本当に地球・人にやさしいのでしょうか?
4Rには順番があります。ます、1.Refuse:不要なごみをださない、2.Reduce:ごみを減らす、 3.Reuse:ゴミを出さないよう再使用する、そして、 4.Recycle:どうしても使えなくなったら原料に戻し再生利用 。 この順番こそが、大切なのです。 まだまだ使える家電製品をわざわざ原料に戻してリサイクルするのではなく、 修理して限界まで使うこと。
前田産業では、この [Reuse] に、意味があると考え、「Reuse」に力を入れています。
古くから我が国には、物を大切にする「もったいない」という精神が根付いていました。
しかし、今日では、修理して壊れるまで使うということはなくなりました。日本国内で必要とされなくなった家電製品は、ほとんどのものがちょっとした修理をすれば直ります。
そこで前田産業では、国内で不要になった家電製品を、日本メーカーの新品製品を買えない、発展途上の国々へ輸出販売する、家電リユース事業 を展開しております。
皆様から買い取りました商品は、コンテナへ詰めて、発展途上国へ輸出し、現地の修理工によって1つ1つ修理され商品として再使用されます。
まだまだ使える不要となった商品に、再び「命」を与え、必要とされる国々の方に、再使用してもらう。 「リユース」を世界へ。この「橋渡し」を、前田産業は担っています。